慢性疾患のデジタル管理を行うDarioHealth社は、第1四半期に1,590万ドルの純損失を計上し、昨年の第1四半期の純損失1,500万ドルをわずかに上回った。しかし、同社の収益は予測を上回って806万ドル上回り、昨年比124%増となった。
「Sanofiが内部データおよびリアルワールドエビデンスのチームを活用してDarioHealthのソリューションに関する研究をおこなっています。デジタル医療プロバイダーたちからのより多くの症例が要求されるようになるにつれて、こうした努力が価値を高めていくと確信しています。Sanofiとも順調に事業が進んでおり、我々は戦略関係に関する一層の協議を継続している。その結果2022 年末から2023年にかけて収益が大幅に増大すると考えています」と北米の社長兼ジェネラルマネージャーのRick Anderson氏はSanofiとの関係についてコメントした。
デジタル医療のBabylonは第1四半期の収益が前年同期の7,130万ドルから2億6,640万ドルへ増大、これは バリュー・ベース・ヘルスケア事業の躍進によると報告した。
Babylonは、2021年第1四半期の1,080万ドルの損失に対し、当期は9,140万ドルを計上した。修正EBITDA(金利・税金・償却費控除前利益)は7,220万ドルとなっている。
Babylonによると、今年度初頭に約10万人の新たな米国のバリュー・ベース・ヘルスケアのメンバーが加わり、この四半期末にはメンバー総数が271,000人になるという。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2022年5月13日掲載)
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