AppleはWorldwideDevelopersConferenceで、「watchOS9」と「iOS16」をプレビューする新しい投薬追跡ツールとより多くの健康関連機能を発表した。
Apple WatchとiPhoneの両方で提供されているヘルスケアアプリの新しい機能では、医薬品、ビタミン、サプリメントを管理することができるようになった。カメラを使って錠剤ボトルをスキャンして情報を取り込んだり、スケジュールを設定して薬を時間通りに服用するように通知を受け取ったりすることができる。
米国では、現在服用している薬と相性の悪い薬を新たにアップロードした場合に、薬物相互作用の可能性に関する警告を受け取ることも可能。このツールはヘルスシェアリングとも連動しており、家族が他の健康指標と一緒に薬のデータを大切な人と共有することができる。
同社はまた、近くリリースする「watchOS9」に、心房細動の履歴を記録する機能を新たに搭載すると発表した。
この機能は、心房細動と診断された22歳以上の人が対象であり、最近FDAの承認を受けたものだ。ユーザーは自分の心拍リズムがいつ心房細動の兆候を示したか、そして、睡眠、飲酒、運動など他にどのような要因が関与しているかを追跡できる。心房細動の履歴データをPDFでダウンロードして、プロバイダーと共有することもできる。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2022年6月6日掲載)
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