YouTubeは、信頼できる健康情報源に関する情報や文脈を提供することを目的としたプロダクト機能を拡張し、ライセンスを持つ医療従事者が作成した動画も対象に加えた。
昨年、米国で初めて導入された「健康情報源パネル」は、教育機関、公衆衛生局、病院、政府機関などの権威ある情報源からの健康コンテンツを表示するものである。これらの動画は、健康関連の検索で上位に位置する健康コンテンツに集められる。
医療関係者は、自身のコンテンツをこれらの機能の対象とするよう申請することができる。申請者は資格証明書を提出し、YouTubeで良好なチャンネルを持ち、医療専門学会評議会、全米医学アカデミー、世界保健機関が定める健康情報共有のためのベストプラクティスに従っていることが必要となる。
これらのベストプラクティスには、トレーニングや専門知識の開示、査読済み研究などの質の高い情報源からの情報の提供、必要な場合は訂正や撤回を掲載することなどが含まれる。
YouTubeのヘルスケアおよび公衆衛生担当ディレクター兼グローバル責任者のGarth Graham博士によると、動画とソーシャルメディアのプラットフォームは、まず米国内の医師、看護師、心理学者、結婚・家族療法士、認可臨床ソーシャルワーカーに焦点を当てるが、他の専門家や地域にも機能を拡大する予定であると述べている。
記事原文はこちら(『mobihealthnews』2022年10月27日掲載)
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