「てんかん」は意識障害やけいれん発作を繰り返す神経疾患で、抗てんかん薬治療でも患者の1/3以上が発作を完全には抑え込めない状況にある。日々のてんかん発作をモニタリングするため、韓国のSK Biopharmaceuticals(SKBP)社はウェアラブルデバイス『Zero Wired』の開発を進めている。
ソウル大学盆唐病院(SNUBH)において行われた臨床研究によると、難治性てんかんの発作検出、およびレノックス・ガストー症候群(小児期の難治性てんかん症候群)における強直発作の検出に、デバイスが有用であることを確認している。
SKBPとSNUBHでは、『Zero Wired』の臨床研究を進め、AIによる発作検出・予測デバイスとしての確立を目指す予定とのこと。
記事原文はこちら(『The Medical AI Times』2022年12月14日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
Comments are closed.