米スタンフォード大学などに所属する研究者らが発表した論文「Wireless, closed-loop, smart bandage with integrated sensors and stimulators for advanced wound care and accelerated healing」は、創傷部に貼り付け、治り具合に応じて電気刺激で治癒させる「電子バンソウコウ」を提案した研究報告だ。傷の早期治癒を促進し、傷ついた組織への新しい血流を増加させて瘢痕形成を減少させることで皮膚の回復を促進するという。
提案する「電子バンソウコウ」は、電気刺激による治癒と治り具合を監視するセンシングの2つの役割を果たす。厚さは100ミクロンと薄く、直接皮膚に貼り付ける。
マウスを用いた実験では、通常のばんそうこうに比べ、提案する「電子バンソウコウ」の方が25%以上早く治癒したという。
記事原文はこちら(『ITmedia NEWS』2022年12月12日掲載)
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