『mHealth Watch』では、ここ最近で公開されたニュースから「注目ニュース」をピックアップし、独自の視点で解説していきます。
今回注目したニュースはこちら!
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“RIZAP監修 高タンパク質・低糖質の新メニュー 「主菜7品目、副菜7品目、合計14種類」を作り置き 家庭を大事にしながら、ボディメイクにもコミット! 家事代行のベアーズと提携開始”
RIZAPは、家事代行サービスを提供するベアーズと、提携しましたことをお知らせいたします。
ボディメイク(※1)期間中の食事のサポートとして、料理代行の作り置きサービス『ライザップ×ベアーズ共同開発【楽ラクコミットごはん】』を、1月19日(水)より予約の受付を開始する運びとなりました。ベアーズの家事代行スタッフがご自宅に伺い、RIZAPと共同開発した、「高タンパク質・低糖質」のメニュー「主菜7品目、副菜7品目、合計14種類」を作り置きいたします。
本提携により、ご家庭を大事にしながら忙しない日々を送る方が、ボディメイクのための料理作りに悩むことなく、料理を代行することで、気軽にボディメイクを始められるきっかけとなることを目指しております。
※1:ボディメイクとは、RIZAPメソッドに基づいてトレーニング、お食事サポートの取り組みをおこなって、理想の自分を目指すこと
■RIZAP×ベアーズ提携の背景
近年、女性の社会進出に伴う共働き世帯の増加を背景に、家庭内で家族と過ごす時間は減少傾向にあり、共働き家庭はますます忙しくなってきているのではないでしょうか。
さらに、健康な食習慣や運動習慣定着の妨げとなる点として、「仕事(家事・育児等)が忙しくて時間がないこと」が課題(※2)となっております。
このような中でボディメイクを始めようとすると、「高タンパク質・低糖質・その他必要な栄養素を考えた食事を続けられる自信がない…」「家族一人だけボディメイク用の食事を作ることは大変…」「時間がなくて、献立を考え食事を作るのが面倒…」というお悩みがハードルとなることが考えられます。
そこで、料理代行サービスを利用することで、ボディメイクを気軽に始めるきっかけとなるよう、RIZAPとベアーズで新たな料理代行サービスを共同開発し、提携する運びとなりました。
※2:厚生労働省 令和元年「国民健康・栄養調査」より
■サービス概要
本サービスは、ボディメイク時における効果的な食事の献立を考え、料理を作る手間を解消するために、RIZAP監修の「高タンパク質・低糖質」な料理を、ベアーズの料理代行作り置きメニューとして提供するサービスです。
「献立を考え調理をする時間を省き、ボディメイクに最適な献立を、おうちで美味しく食べたい」という方に、ボディメイクから食事までサポートできるサービス「ライザップ×ベアーズ共同開発【楽ラクコミットごはん】」をリリースいたしました。
ベアーズの家事代行スタッフがご自宅に伺い、RIZAPと共同開発した、「高タンパク質・低糖質」のメニュー「主菜7品目、副菜7品目、合計14種類」を作り置きいたします。
◆サービス名: 『ライザップ×ベアーズ共同開発【楽ラクコミットごはん】』
◆お申込み受付開始:2022年1月19日(水)~
◆サービス提供開始:2022年2月1日(火)〜
◆料理代行サービス料:26,400円(税込)(調理5~6時間)
※交通費込
※買い物代⾏を⾏う場合は、別途⾷材費実費+4,400円(税込)
◆関連URL:https://www.happy-bears.com/cooking/rizap
プレスリリースはこちら(RIZAP株式会社 2022年1月19日掲載)
※記事公開から日数が経過した原文へのリンクは、正常に遷移しない場合があります。ご了承ください。
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『mHealth Watch』の視点!
今回注目するのは、RIZAPが家事代行サービスを提供するベアーズと提携し料理の作り置きまでをサポートするというニュースです。
RIZAPが提供するボディメイクは、RIZAPのメソッドに基づいたトレーニングと食事サポートが中心です。
トレーニングについては、トレーナー、コーチがをやり方を含めてサポートしてくれますが、食事については「高タンパク質・低糖質」の料理といっても、実際にどんなものを食べれば良いのか、毎日3回の食事で実行していくのは、なかな難しいものです。
また、「高タンパク質・低糖質」といった栄養素を意識することは出来たとしても、どんなものを選択しどんな料理を作れば良いのか、個人ごとの生活習慣、食事スタイルが異なる中で実践し、それも継続していくのはかなり難しいポイントです。
このように、「高タンパク質・低糖質」といった食事の摂り方、ルールは理解出来たとしても、実際の行動に落とせないと意味がありませんし、また継続していけないと効果、成果には結びつかないのです。
RIZAPの今回の家事代行のベアーズとの提携も、やはりRIZAPのメソッドを取り組む際ハードルになっている部分を見つけて、具体的にサポートすることで、効果、成果に繋げていくためのサポートなのだと思います。
今回のニュースをみて、今後のヘルスケアサービスでは、様々な接点を持っている現場との連携、リレーションを活用して、継続をサポートして、効果、成果に導くための強化が必要だということをあらためて感じました。
メソッドややり方だけの提供ではなく、より具体的なサポート、継続を支援するためのサービスの幅がが求められ、よりリアルとの結びつきが必要になってくるのだと思います。
『mHealth Watch』編集委員 里見 将史
株式会社スポルツのディレクターとして、主に健康系ウェブサイト、コンテンツなどの企画・制作・運営を担当。また『Health Biz Watch Academy』では、「mHealth」のセミナー講師として解説。(一財)生涯学習開発財団認定コーチ。
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